442年ぶりの皆既月食・惑星食に戦国を想う…

多くの方が綺麗な写真を投稿されている中、

あまり綺麗に撮れておらずすみません…
2022年11月8日 私も 職場で月初の請求処理を

しながら  皆既月食・天王星食
観ておりました… 2012年に皆既日食を観た
時もそうでしたが… 何か幻想的で…
自分も広大な宇宙の一部である事を
認識させられ…魅了されますよね…

ところで、ニュースでは『信長も観た
(かもしれない)』というフレーズに
あふれていましたが…
確かに、442年前というと… 1580年…
本能寺の変の2年前… 信長が光秀らと共に
天下統一に向けて邁進していた頃ですが…
ただ… もし、信長 が 家臣 や 当時 頻繁に
謁見していた スペイン・ポルトガル の
宣教師達と共に大体的に御覧になったので
あれば… 間違いなく 側近の太田牛一が
『信長公記』に、
宣教師達は『イエズス会年報』に書き残すと
思いますので… 個人的には信長公
スルーされたんじゃないかな？と思って
おります… (こっそり夜　御一人で御覧に
なったのなら分かりませんが…)

一方で、当時、書き記された文献は
ないのかな～と思っていたら… やはり…
さすが！  松平家忠が『家忠日記』に
『月しよく（げっしょく）いぬゐ（いぬい）
の時 かいけん』 と書き残しているようです…
松平家忠の『家忠日記』は その正確 かつ
ストイックな記述 (たまにユーモア…) が

評される一級史料です。家忠のように 正確に

かつストイックに(たまにユーモラスに)
当時の出来事を書き残してくれた方が
いてくれたからこそ… 現代の私達が
当時の様子を窺い知る事ができ、繋がりを
感じる事ができるのだなとつくづく思います…